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店構え
入り口周りだけレンガが貼られていて中央の店名の下に燦然と輝く「創業昭和26年」の文字。そうです。ここは西暦で言うと1951年創業なので、今年で創業70年な訳です。これはもう渋谷の老舗中の老舗ですね。
私も初来店は遥昔の学生時代です。あの頃はまだ初代店主と思われるおじいさんがお店に立っていました。内装はその頃から少し変わった気がするけど、昔の記憶がないのでどこがどう変わったか不明です。
「ムルギー」は、インドの言語でもあるヒンディー語で「鶏肉」という意味です。
店内
BOX席が並ぶ店内。
メニュー
メニューは至ってシンプルです。カレーはムルギーカレーの1択、そこに玉子を入れるか否かの2択です。
以前はハヤシカレーなんてのもあったような気がしますが、もうシンプルにムルギーカレーだけで十分です。▼
オーダー
山が好きだった先代が考案した“エベレスト”をイメージした盛り付けが特徴のムルギーカレー。これは玉子入りです。
ムルギーカレーは先代が異国の地で習い覚えた味を日本人の口に合うようにアレンジしたここだけのオリジナルのカレーです。
スパイス以外の食材は全て国産の材料にこだわり、1つ1つ丁寧に作っている。一度食べるとクセになる。忘れられないオリジナルのカレーです。
こちらはムルギーカレーです。玉子を入れても入れなくてもご飯はエベレスト盛りです。
辛さは辛めですが、辛さにそんなに強い方ではない私でも食べられる辛さです。
玉子入りだとその辛さを玉子と一文字にかけられたケチャプが和らいでくれます。
山脈を崩しながら、山を登頂する気持ちで食べ進めます。▼
ポイント
学生時代に行ってた頃はまだ先代がいらして、着席すると「玉子入り?」と聞かれるので、「はい」か「いいえ」で答えればいいようになってました。こ
のやりとりは毎回の恒例だったのですが、現在は普通に注文すればいいようになっています。学生時代はちょっと変わった渋谷のカレーという認識でしたが、最近は行列ができるほどの人気店です。とにかくムルギーカレーは一度食べる価値ありの渋谷の老舗の味です。
立地
円山町の入り口の坂を上がったところにあります。行き着くまでには道頓堀劇場があったりしてちょっと気まずい雰囲気ですが、ムルギーはランチ営業しかしていませんから、夜の街円山町に足を踏み入れる必要はありません。
とにかく真っ昼間の円山町に入っていってグングン足を進めれば美味しいカレーが待っています。
印度料理ムルギー
渋谷区道玄坂2丁目19−2 MAP
11:30~15:00 金・祝休