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東武曳舟駅徒歩10秒、曳舟駅ホームが目の前、行き交う電車と同じ高さの2階に店を構える珈琲専門店はなやは昭和40年代に開業した落ち着くお店です。このお店実は昭和49年の「男はつらいよ 寅次郎の子守唄」14話で上條恒彦と十朱幸代の出演シーンの喫茶店のモデルになったそうです。
店構え
2階に緑のテント、ひらがなで「はなや」の文字、黄金色の照明が窓越しに見えていて、入る前からいい感じです。ホームと並ぶように建っているので窓際の席は行き交う電車を横目にコーヒーブレイクや食事ができる電車好き大喜びの特等席です。▼
入り口のテントに書かれているのは手話の「花」と「や」のポーズです。▼
2階への階段を登った正面です。パソコン禁止の文字が見えますね。パソコンは禁止ですが、タバコはOKです。▼
店内
タフティングされた茶色の椅子とブリック調のビニールタイルの床、壁はブリック、入口側だけ木です。ランプ型照明と間仕切りの木の組み方が山小屋風でもあります。
喫煙OKなのですが、換気扇やサーキュレーターがブンブンまわってるのであんまり気になりません。大きなテレビもあってリビング系です。▼
メニュー
珈琲専門店ですが、メニューは豊富です。ケーキセットのケーキは4種類。なんと言ってもレインボーケーキがいい!▼
食事メニューはスパゲティが3種類、トーストにサンドイッチにホットサンド、そしてピラフまであります。▼
パフェやサンデーの冷菓類ってのもいですね。11:30までのモーニングメニューもありますよ。▼
セットメニューの価格が入ってませんでした。ごめんなさい。▼
オーダー
食事の時間だったのでスパゲティのナポリタンとミートソースをオーダー。なんと、サラダにスイカつき!嬉しいですね。▼
窓越しの電車を見ながら喫茶店のナポリタンなんていいですね。▼
ポイント
マスターが話をしてくれた「男はつらいよ」のモデルというのもポイント高いのですが、映画の美術さんがこのお店とそっくりなセットをスタジオに作って撮影したらしいので、ロケ地ではないというところがちょっと残念です。マスターは撮影依頼があっても時間かかるし、うちは断っているなんて事を話してくれました。
というわけでここのポイントは個人的に駅から激近な点、そしてホームと目線が同じというありそうでなさそうな立地です。
東武曳舟駅ホームから見えるはなやの緑のテント。ホームから喫茶店の人と目があってもおかしくない距離です。▼
窓越しの東武曳舟駅です。ホームからもよく見えるってことは逆に店内からもホームがよく見えるわけです。ほら!この通りです。待ち合わせ場所にしたら「あ、キタキタ」なんてすぐわかりますね。喫茶店からもホームで電車を待つ人とめが合いそうなくらいです。▼
曳舟には個性的な喫茶店が他にもあります。そして、どこも喫煙OKです。
現役のゲームテーブルがある純喫茶キャノン、焼うどんが名物の珈琲ジローもおすすめですよ。
はなや
墨田区東向島2丁目14−6 MAP