目黒 魅惑の赤いカウンタークロックムッシュも美味しい コーヒーの店ドゥー（Cafe Deux/カフェドゥー）

目黒駅のすぐ近くにあるcafe Deux/カフェドゥーは、小さいながらもとっても落ち着く素敵な純喫茶です。

そしてここ、なんとクロックムッシュ発祥のお店でもあるのです。パリをイメージしたお店でいただく正統派クロックムッシュの味は格別です。

パリの路地裏

目黒駅の東口から徒歩1分ほどの路地裏の雑居ビルの2階にある老舗の純喫茶です。創業は1972年（昭和47年）。お店は先代の店主がパリの路地裏をイメージして作ったそうです。

確かに店名といい、入り口のランプ型照明といい、真っ赤なカウンターといい、イメージはパリですねぇ。

君の名は

下の写真▼の出窓のところがお店です。庇にはコーヒーの店の文字。

そして、めちゃくちゃフォントが可愛い内照式の看板には「コーヒーの店ドゥー」。

パリっぽさの演出には欠かせないランプ型の照明の下にはいい感じにくたびれた木製の看板に「Cafe Deux」の文字。正式な店名はどれなのでしょうか。

一応、公式のFcebookとInstagramがあるのですが、そのアカウント名もバラバラなんです。

Facebookのアカウント名は「コーヒーの店ドゥー」。Instagramのアカウント名は「cafedeux」です。でも、インスタの位置情報は「コーヒーの店ドゥー」です。

と言うわけで、「Cafe Deux/カフェドゥー」も「コーヒーの店ドゥー」も全部間違っていないのです。だって、全部実際にお店に書いてあるんですから。

このドゥーのフォントすごくいいと思いませんか。下の矢印も看板内のレイアウトも全部いい！こう言うのは狙ってはダメなんですよね。無意識の美です。▼

赤い店内

お店はとてもコンパクトです。カウンター席とテーブル席が数席ありますが、どこをとっても非常にコンパクトです。

ベンチシートの席のソファーバックにはコーヒー豆の収穫の様子を描いた鍛金のレリーフが飾ってあります。

コーヒーには拘っているよ、と言う証です。そのレリーフのかかる壁は長い間タバコに燻されて、いい感じの飴色に仕上がっています。▼

真っ赤なカウンターと飴色の木製の壁のコントラストがなんかいいですね。これがパリっぽいのかな。▼

大きなのっぽの古時計？！▼

ちゃんと生花が飾られています。これもパリっぽい。▼

メニュー

いわゆる手渡しのメニューは出てきません。テーブル席に座ると出てくるのかな？カウンター席だったので、ちょうど正面にこのメニューが貼ってあったので全く問題ないです。喫煙OKのお店なので、コーヒーと煙草のお客さんが多いようです。▼

クロックムッシュ発祥の店

実はコーヒードゥーは、東京のクロックムッシュ発祥の店と言われているんです。

パリ留学時に初代店主が惚れた現地の味を現在は、2代目店主が再現して提供しています。

直火式の年季の入ったホットサンドメーカーで時間をかけてこんがりと焼き上げたクロックムッシュは、外はカリカリ、中はパンからあふれるチーズとハムがとろーり熱々です。

ここに来たらクロックムッシュはマストですね。空腹じゃなくても絶対食べます。美味しいのでペロリです。▼

サイフォン式で丁寧に入れたドゥーブレンドとクロックムッシュの合うこと！▼

二人で訪問したので、ミニグラタンも食べてみました。これがまた美味しい！ミニとはいえ、濃厚なので結構お腹いっぱいになりました。コーヒーは酸味強めのキリマンジャロを。真っ赤なカウンターにコーヒーとミニグラタンが映えます。▼

ミニサイズだけど、エビがいっぱい入ってました。▼

訪問難易度高め

店主の腰痛で長い間休業していましたが、10月から営業再開しました。

しかし、現在は金土日がお休みです。

当然、私も平日に伺いましたが、それでもほぼ満席で、次から次にお客さんがやってきます。愛煙家の方の常連さんも多いようでした。

平日の月〜木の営業すが、目黒に行かれたら是非立ち寄ってみてください。

臨時休業などは店主Instagramでわかることもあるようです。Facebookは２年くらい更新していないようです。

基本情報

営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。