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白金 コーヒーショップキャンディ
港区の白金といえば泣く子も黙るセレブな街というイメージが強いですが、実は意外と下町風な趣のある街です。
そんな白金の商店街で創業1971年、つまり創業から半世紀を超えるコーヒーショップ「キャンディ」でランチを食べてきました。
立地と歴史
ここ白金のキャンディの創業は1971年。オープン当初はスナックとしてのスタートだったそうで、そう言われてみると外装もなんとなく1970年代のスナック風にも見えてきます。
昔は賑やかだったという白金の商店街も今はお店の数も減り、街の喫茶店としてのキャンディの立ち位置も随分変わってきたみたいです。
お隣さんというか同じビルに同居しているのは焼き肉の「金竜山」。日本で一番予約するのが困難と言われ、芸能人も多く通うという焼肉屋です。この辺りは麻布十番と並ぶ焼き肉の激戦地ですが、その中でも特別なお店のようです。
店構え
ビルの角地をうまく利用した店構え。
北里通りから来ても(右側)、四の橋の方から来ても(左側)分かりやすいです。
出入り口はコーナーのところ▼
外装は石造り。これが70年代なレトロ風味を醸し出しています。
また店頭にベンチが置かれていて、ここは自由に使って休憩しても良いみたいです(さすがに飲食するのはマズいと思いますが)。
店内
外観が三角形なので店内も三角形です。
たぶん1回くらいはリニューアルしているみたいですね。創業50年を超えていますけど内装は微妙なレトロ感。
テーブルにはナプキン、爪楊枝のセットとウスターソースとお冷。
それと灰皿。
喫煙可能店ですからね▼
店内に飾られていた創業50周年の記念プレートみたいなもの。
こういうのは初めて見ました。常連たちから愛されている街の喫茶店なんだなぁと感じます。
メニュー
開店が朝9時半でその時点ではドリンクメニューだけ、11時からランチが加わります。
ドリンクメニューにはモーニングセットが載っています。たぶんレトロ感があるモーニングだと思うので、機会があれば朝の時間帯にも訪問してみたいです▼
11時からはランチメニューが追加。
手頃なランチが食べられる場所が少ない白金なのでランチ時は満席になることもしばしば。地元の人気店です。
ランチは6種類。ちなみにどれもボリュームがあります▼
オーダー
周囲のお客さんを見ていると、ライス系はどれもご飯がたっぷり。
今回は「ハンバーグステーキライス」をオーダーしてみました。
ご飯と味噌汁、サラダとゆで卵とスパゲッティが付いてきました。
大きめのハンバーグの上にはキノコが乗っています。
なかなかボリューミーです。
食べ終わった頃を見計らってコーヒーが出てきました▼
お店の外観から想像したようなイージーなコーヒーじゃなくて、かなり本格的なコーヒーです。
たしかにコーヒーショップだから当然ですけど、それにしても美味しいコーヒー。
さらにお皿はハート型。なにこの見かけと違う可愛いぶりっこは▼
なるほど、ランチはボリュームがあって美味しいし、喫茶店としてもレベルは高いし、これは街で人気の喫茶店になるわけです。だてに50年以上も営業しているんじゃないですね。
ポイント
ランチタイムはやっぱり混みます。14時以降はランチメニューが50円引きになるので時間に拘らなければ、空いてて安い14時以降の訪問がいいかも。
そしてコーヒーは銀座の「カフェーパウリスタ」のものを使っているようです▼
カフェーパウリスタといえば虎ノ門(神谷町)の「松屋珈琲店」はパウリスタからの独立組ですけど、キャンディもそうなのでしょうか。
平日の昼間しか営業していなくて訪問の難易度がやや高めですが、白金や南麻布などに行く機会があればランチしたり、ゆったりコーヒーしながら昭和な街の喫茶店の雰囲気を味わいたいですね。
基本情報
店名 | コーヒーショップ キャンディ |
住所 | 港区白金3丁目14−1 MAP |
最寄駅 | 白金高輪町駅徒歩約8分 |
定休日 | 土・日 |
営業時間 | 9:30 – 17:00 |
禁煙・喫煙 | 喫煙可 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。