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新橋にある老舗洋食屋さんにして超有名店のカフェテラスポンヌフで満足度も満腹度も超高得点の絶品ナポリタンスパゲティとハンバーグのセット「ハンバーグスパゲティ」を頂きました。
ランチ時間をはずして訪問しましたが、人気店なので全く客足が途絶えることはありません。
次から次へとやってくるお客さんはみんなスパゲティをオーダーします。そんな活気あふれる新橋駅前ビル一号館の昭和レトロな洋食屋さんカフェテラスポンヌフのご紹介です。
立地と歴史
1967年(昭和42年)に新橋駅前ビル一号館で創業したカフェテラスポンヌフは、SL広場とは反対側の汐留口駅前にデーンと建つ新橋駅前ビル1号館の1階にあります。
「ポンヌフ」の名前の由来ですが、ポンヌフというパリにも実際にある橋の名前なのですが、フランス語でポンが橋、ヌフがニューで新しい、日本語に訳すと「ポンヌフ」=「新橋」な訳です。
ここでレオス・カラックスの映画「ポンヌフの恋人」を思い浮かべる人はだいたいどのあたりの世代かが分かりますね。
ええ、私もポンヌフといえば、カフェテラスポンヌフより先に、映画の「ポンヌフの恋人」そして、今は亡きクリスト&ジャンヌ・クロードの「ポンヌフ」を思い浮かべてしまいます。しかし、ここのポンヌフは救いのない映画でもなく、布で橋を覆うアートプロジェクトでもありません。とっても美味しいポンヌフです。
話が脱線しました。
解体の危機にさらされている新橋駅前ビル1号館内のどこにカフェテラスポンヌフがあるかというと、ポンヌフの場所がわかるようにビル内の地図を貼っておきます。▼
店構え
元々はコーヒー店からスタートしたというカフェテラスポンヌフ。
もちろん、カフェ利用も可能でしょうけれど、ここにきて周りの人々がみんな美味しそうなナポリタンに舌鼓を打っていたら、私だったらコーヒーだけでは我慢できないだろうなぁ。
店の前に雪印アイスクリームの冷蔵庫がありますが、メニューにアイスクリームはありません。
また、コロナ禍の現在、テイクアウトのお弁当の販売もありますよ。お弁当でポンヌフのナポリタンっていうのもありだなぁ。
店頭にあるこのサンプルの再現性の高さったら!本当にこのまま出てきますよ。▼
店内
店内は、厨房を囲むようにL字型にカウンター席。その周りにテーブル席です。
おひとり様の来店もかなり多く、平日の13時過ぎに訪問しましたが、常に満席かそれに近い状態でした。
カウンター上部、かなり年季が入った水玉がなんか可愛いです。
メニュー
メニューはシンプルです。私が滞在している間にカレーやハンバーグサンドといった変化球のオーダーは一切なく、スパゲティ・ナポリタン、あるいはハンバーグスパゲティのほぼ2択でした。
サービスセットにしてドリンクとプリンをつけているのは、ほぼ女性でした。(私調べ)私も次回はプリンが食べたい。
オーダー
オーダーしたのは、ポンヌフバーグとハンバーグ・スパゲティです。どちらもみただけでボリュームは満点だというのはお分かりですね。▼
喫茶店メニューの中でもとりわけナポリタン好きとしては、もうたまりません。
酸味の効いたちょっとドロッとしたトマトソースと太い麺が絡まって、文句なしの美味しさです。食べ切れるかなぁなんて全くの杞憂でした。
そして、ハンバーグが美味しい!
ただ、やっぱりボリュームあるのでこの日は夜遅くまで全く空腹を感じませんでした。
こちらは、ハンバーグもナポリタンも食べたい、更にパンとサラダまでついちゃう欲張りメニューです。でもこれもまたペロリです。▼
ポイント
とにかく人気店です。店頭に案内があるように、売り切れ次第終了ですから、なるべく早めの時間の訪問をお勧めします。
「ガリタ出没注意」なんて懐かしいテレビ番組のシールも。▼
それから、もう一つのポイントは接客がまたいい!ベテランの女性スタッフによるテキパキとした接客は本当に気持ちがいいです。
味よし、接客よし、アクセスよし!でまた行きたい!
しかし、解体予定のある新橋駅前ビル一号館ビルの今後とともに、ビルに入っている昭和レトロなお店の行方もかなり気になりますね。
*新橋駅前ビルは区分所有者がなんと300人以上もいるらしく、再開発の合意にはかなりの時間を要するとみられています。
新橋駅前ビル一号館に入っている他のお店の記事も併せてどうぞ。
新橋駅SL広場側のニュー新橋ビルの老舗喫茶店「カトレア」と「喫茶フジ」もおすすめです。
基本情報
店名 | カフェテラス ポンヌフ |
住所 | 東京都港区新橋2丁目20−15 MAP |
最寄駅 | 新橋駅徒歩約1分 |
定休日 | 土日 |
営業時間 | 11:00 – 15:15、18:0 – 22:00 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。