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竹橋 創業50年以上! 赤坂の本店は閉まっても竹橋では2店舗が元気に営業中な担々麺が名物の老舗中華「赤坂飯店」


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赤坂に本店を構えてから50年以上。半世紀に渡って近隣のビジネスパーソンのお昼と夜の需要を満たしていた「赤坂飯店」。特に辛くて美味しい担々麺は行列してでも食べたい名物メニューです。

ただ赤坂見附の本店はコロナが始まって暫くしてから閉店。京王線高幡不動の店舗も閉店してしまいました。あの担々麺がもう食べられない・・・いいえ、竹橋にはまだ2店舗も残っています。

実は竹橋の店舗自体もかなりの有名店でして、近くの商社の人の中には ”竹橋なのになぜ赤坂飯店なの?” と真面目に不思議がる人もいるくらい。

▲今回久しぶりに竹橋は毎日新聞社パレスサイドビル(通称 竹橋パレスサイドビル)の赤坂飯店を利用してみました。

いただくのは当然担々麺の普通盛り!

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立地と歴史

皇居の北の丸のお濠端、東西線竹橋駅に直結というか駅の上に乗っている「パレスサイドビル(毎日新聞社 パレスサイドビル)」の地階には多くの飲食店が並んでいて、その中の1軒が「赤坂飯店 本店」。

少し前まではパレスサイドビル店とか竹橋店と称していましたが、赤坂の本当の本店が閉店してしまった今は竹橋のこちらの店舗を本店と称しているようです。

この竹橋の店舗がいつ開業したのかよく分かりませんが、聞くところによるとパレスサイドビルが出来た時からあったそうです。つまり1966年開業のようです。

店構え

竹橋の赤坂飯店はビルB1エリア。

もうお客さんはビルに勤務している人(多くは毎日新聞社)と隣の商社の人(2021年から丸紅が帰還)のどちらかか、そこへの訪問客。それと近くのビルのやっぱりビジネスパーソンくらい。あとは国立近代美術館や北の丸公園に来た人くらいかなぁ。

▲お客さんの90%以上はヘビーユーザーか常連客かリピーターですから店舗が目立つ必要はありません。

いかに(味とお値段で)顧客満足度を上げリピートさせるか、客単価を上げるかという勝負をしています。

店内

店内は広々しています。

中華料理店に欠かせない丸テーブルもありますし、普通のテーブル席も用意されています。

▲店内に入って手前がテーブル席が並ぶエリア、その奥が丸テーブルが並ぶエリアです。

50年以上使い込まれているはずですがよく手入れもされていて年季を感じさせません。

▲でもフロアや壁の設えなどはやはり昭和を感じますね。

壁の向こうは実は個室になっています。夜の営業時間には会食や食事会で利用されているのでしょう。

また以前は喫煙OKでしたが、現在は全席禁煙になっています。当然ですね。ただし後述しますが、パレスサイドビルには素敵な喫煙所があるので、食事の後の一服はそちらでどうぞ

メニュー

ランチタイムのメニューですが、紹介しておきます。

▲アラカルトのメニューです。

オーダーする際はほぼ毎回「名物 担々麺」です。たぶんマーボ麺も赤坂ラーメンも食べたことがあるはずですが記憶にありません。

皇居を目の前にした老舗中華店の名物担々麺が1,200円というのはこんなものかという感じですね。でもパンデミック前は1,000円だったと思うのでずいぶん値上がりしています。

このメニューには書かれていませんが玉子を追加トッピングするのが基本です。味付き玉子が出てきます。

それと大盛りもオーダー可能です。特に指定しなければ普通盛りで出てきます。大盛りをオーダーする際は知っている人にボリューム感を尋ねるか、お店の人に相談してください。女性は普通盛りにしておくのが無難です。

▲こちらは定食メニュー。すべて1,100円。

ランチタイム以外でもオーダー可能です。

オーダー

今回は名物担々麺と麻婆豆腐定食をオーダーしてみました。

▲丼をなみなみと満たす赤いスープ。担々麺ですねぇ。

もやしにさやえんどうに肉味噌が乗っています。

赤坂飯店は担々麺が今のようにポピュラーになるずっと前からメニューとして提供しています。どこにでもあるような担々麺に見えますが、この担々麺が日本の担々麺の方向性を決めたと言っても過言でないのです。

担々麺に関してはやっと時代が赤坂飯店に追いついたのです。

辛さについてはかなり辛いです。よくかき混ぜると胡麻ダレが混ざり合って和らぎます。それでもまだ辛くてダメな人は酢(テーブルにあります)を入れてさらに辛さを和らげて食べるのも良いでしょう

▲ランチタイムに来店するお客さんの8割くらいは担々麺をオーダーしているんじゃないかと思うくらいの人気メニューです。

本当に混む時は行列になることもあるみたいです。

パレスサイドビルに入る会社は古いタイプの国内企業が多いので、昼休みは12時から13時までというのが多いです。ランチタイムに訪問するなら早め、遅めのランチタイムにするとすんなり入れると思います。

▲これは麻婆豆腐定食。

麻婆豆腐も辛さが効いたものでした。

四川風の麻婆豆腐ではなく日本風の麻婆豆腐です。

ポイント

とにかく名物担々麺。サイズを変えたり酢を入れて味変したり、あるいはライスも一緒に注文してみたりして様々な味で楽しんでみてください。

あと担々麺ですから食べるときにスープが飛ばないよう、飛んだらすぐに拭けるようハンカチを用意したり、少し汚れても平気な服装がお勧めです。

▲パレスサイドビルにはもう1軒の赤坂飯店があります。

赤坂飯店分店という扱いで、本店と同じくパレスサイドビルの地下1階、丸紅側の出口近くにあります。

本店はパレスサイドビルの地下1階のほぼ中央部にありますからお店を間違えないように。

なお、この分店は平日のみ営業です。

▲実はこちらの分店で食事したことはないのですが、メニューを見るとすぐ隣の本店より若干安いように見えます。

これは分店の方が麺類中心で客席もカウンター席メインということが関係しているのかもしれません。

▲赤坂飯店やパレスサイドビルの飲食店で平日にランチしたら、パレスサイドビルの屋上に上がって休憩してみるのはどうでしょう。

パレスサイドビルの屋上は平日の11時から16時間は一般にも公開されているのです。

屋上へ行くのは簡単。パレスサイドビルの両端(国立近代美術館側と丸紅側)にあるエレーベーターで上がります。

外から見ると白い円筒形のエレベーターの内部はこの写真のようなレトロフューチャーなもの。映画スタートレックに出てくるエンタープライズ号みたいです。

▲パレスサイドビル屋上で国立近代美術館側の端から丸紅側(白いエレーベータタワーの向こう側)を見たところです。

屋上の左奥に人が大勢見えるのは喫煙所があるからです。喫煙者の方はオープンエアの中、周囲を気にせずプカプカできますから食事の後の休憩はこちらへ。

竹橋近辺でランチができるところは限られているので、仕事でパレスサイドビルを訪問した時のランチとして、国立近代美術館へ展覧会鑑賞に来た際のランチとして、赤坂飯店名物の担々麺を一度は試してみてはどうでしょうか。

特に土曜日に国立近代美術館を訪問するなら平日より空いていて入りやすい赤坂飯店とセットで訪問するのことを考えてみてください

パレスサイドビルのもう一つの名物店舗

基本情報

店名 赤坂飯店 竹橋店(本店)
住所 千代田区一ツ橋1丁目1−1 毎日新聞社パレスサイドビル B1F  MAP
最寄駅 東京メトロ東西線 竹橋駅直結
定休日 日曜日、祝日
営業時間 11:00 – 22:30 (土曜日は20:30まで)
禁煙・喫煙 全席禁煙

営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。

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