目次
店構え
上野の古城をその1、その2と2回にわたって紹介しましたが、次は上野の王城です。
古城が創業創業1963年で、こちらの珈琲王城が1970年です。古城を意識してのネーミングなのでしょうか。
王城で一人静かに珈琲を嗜めるイメージを強調して「#おひとりさまも大歓迎」な喫茶店です。そのため乃木坂46が「おひとりさま」で楽しめるお店を100店厳選した「おひとりさま天国」公認として認定されています。
▲同じ上野でも「古城」と違って路面店なので店構えはレンガのファサードでお城感がある佇まいです。
▲こちらの木製の看板は近年作り直したものですね。新しくて綺麗です。▼
店内
近年改装をされたそうですが、お城のようなゴージャスなシャンデリアが中央にデーン!とぶら下がっています。
▲シャンデリア周りのモールディングもレトロ感たっぷりでいいですね。
照明がオレンジ系なのはもう当然でしょうね。
▲椅子の素材のベルベットも模様もレトロな雰囲気を盛り上げます。
メニュー
喫茶店ですから、当然モーニングメニューもあります。
▲トーストの厚焼きに対して普通焼きっていうのがいいですね。
ただ訪問した日はすっかり午後だったのでモーニングメニューは断念です。
▲王城ソーダっていうオリジナルメニューもあります。
創業当時のレトロな看板の紫色をイメージしたオリジナルソーダということですが、何味なのか書かれていません。普通に考えてぶどうなのかな?
▲軽食メニューです。
トーストにサンドイッチ、ピザまでありますね。
▲これは食事系のセットメニューです。
▲デザートも充実しています。
▲漢方のジュースというものもあります。
オーダー
この日はランチタイムを少し過ぎた時間にランチ目的で訪問。ナポリタンをオーダーしました。
▲この「王城」と明朝体で書かれた紙ナプキンがいいですね。
▲お皿に山盛りですけれどこれで普通盛りです。
太めのスパゲティに絡んだケチャップが美味しい。
これぞ喫茶店のナポリタンです。あっという間に完食してしまいました。
▲こちらは自家製ミートソーススパゲティです。
たっぷりソースにこちらも太麺のスパゲティで食べ応えありの一品です。
▲セットの飲み物はホットコーヒーとアイスレモンティーにしました。
王城のホットコーヒーはオーダーすると先にカップがテーブルに置かれます。
あれ、空なんですけどーと思いますが、待っててください。次に銀のポットと共にウィエトレスさんがやって来て、テーブルに置かれたカップを再度盆に載せて銀のポットからコーヒーを注いでソーサーに戻してくれます。
この一連の所作が優秀な執事にコーヒーを入れてもらうお城の主人のような気分に浸れるのです。これこそが「王城」なのでしょうか。
ポイント
純喫茶やレトロ喫茶では暗めの照明が多いのですが、王城は路面店なので店内は明るく開放的です。
更に禁煙でクリーンなので女性の1人でも入りやすい純喫茶です。逆にボリュームたっぷりなスパゲティなどは男性も満足できると思います。まさに「おひとりさま」で楽しめる喫茶店です。
ただ、週末は行列ができるほどなので長居はできません。店員さんのテキパキとした動きを見ていると尚更です。食事を済ませて一息ついたら外で待ってる人に席を譲らなくちゃという気持ちになります。
立地
上野駅と御徒町の中間地点くらいにあります。路面店なのでわかりやすいです。
珈琲王城
台東区上野6丁目8−15 MAP