目次
店構え
「西琲亜」(セピア)の当て字といい、このファサードといい、これぞ昭和の喫茶店!というお店です。
さすが創業40年超えの老舗喫茶店ですね。▼
店内
店構えよりも更に店内の方が凄かった。
カウンターの上の照明のデザイン、置いてある謎の小物や造花の桜、大きなガラスの絵皿とか、そのカオスさも中途半端ではなく、振り切っている感じがたまりません。▼
昔は喫茶店にはこういうピンク電話って必ずありましたね。
メニュー
シンプルな喫茶店のメニューです。
オーダー
ジャムバタートーストとミックスサンドをオーダーしました。
どちらにも添えてあるポテトチップスがいいですね。トーストのパンの形がきのこのようで可愛いです。
ミックスサンドはたまごサンドとハムチーズサンド、ピクルスのきゅうりがそのままではなく、薄くスライスされていて配慮を感じます。
結構ボリュームがあって、お腹いっぱいになりました。
ガムシロもキンキンに冷やされていて、細かいところにいろいろ優しさを感じます。▼
トーストとサンドイッチだけでいいかなと思ったのですが、レアチーズケーキを追加で頼みました。▼
シロップに漬けたレモンスライスとレアチーズケーキが絶妙です。コーヒーにもあうなぁ。
チーズケーキはレアチーズケーキとベイクドチーズケーキの2種類あります。次はベイクドチーズケーキにしようかな。▼
ポイント
おそらくご夫婦だと思うのですが、入店した時はマスターが1人でカウンターに立っていましたが、途中でどこからか帰ってきたマダムが、レアチーズケーキを運んでくれたりしました。
マダムは、髪の毛はピンク色で、雨が降っているにもかかわらず綺麗な水色の帽子をかぶっていて、華やかな花柄のワンピースにブルーのジャケット、白いヒールという爽やかな出立です。
颯爽と現れた時、最初はお客さんなのかと思ってしまいました。とってもお洒落が好きなんだなぁと感じるマダムは少し落ち着くとカウンターでタバコをプカリ。この店が禁煙になることはないだろうなと思わせるシーンでした。
立地
麻布十番はその昔、芸者街として栄えていたので、芸者街がなくなった後も、元芸者や小料理屋を営んでいる方が多く、オープンしてしばらくは、お客さんのほとんどが芸者関係の方達で、とても華やかだったらしいです。
時代が移り変わり、バブル崩壊後、常連だった芸者関係者の方たちは他の場所に移り、お店の客層は大きく変わったそうです。そんな麻布十番の歴史を見てきた西琲亜は麻布十番駅から仙台坂へ行く途中のライオンズマンションの1階にあります。
coffee 西琲亜/セピア
港区麻布十番3丁目2−6 MAP