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昭和22年創業、名古屋の喫茶文化を代表する老舗純喫茶「コンパル」の名物はエビフライサンドイッチ


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名古屋というと全国を制覇したコメダ珈琲など独特の喫茶店文化で有名ですが、今回は1947年(昭和22年)創業という老舗純喫茶「コンパル」を訪問してみました。

大須本店を筆頭に名古屋市内に8店舗(メイチカ店だけは一時閉店中)あるのですが、今回は金山地下街の「金山店」、それとサンロード地下街の「サンロード店」でテイクアウトを利用してみました

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立地と歴史

創業は戦後間もない1947年。中国から復員した創業者が喫茶店を開業する際、中国で見かけた「今春(こんぱる)」という繁盛店にあやかって「コンパル」と名付けたそうです

私たちがコンパルを知るキッカケになった「エビフライサンド」は80年代に入ってから登場したメニューだそうで、意外と新しいものだったことに驚いています

▲これは名古屋駅サンロード地下街の「サンロード店」。大須本店は路面店ですが、名古屋駅、栄駅、金山駅と大きな駅の地下街に店舗が多いので遠方から名古屋を訪れる者にとっては助かります。

コンパルのほとんどの店舗は朝8時から営業していますから、朝早い新幹線で名古屋に着いたらまずはコンパルでサンドイッチを調達して目的地へ。そんな利用者に本当に便利な立地です。

店構え

各地下街にテナントとして入るコンパルしか利用したことがないのであまり店構えについては語れないのですが、特徴の一つは必ずテイクアウトの窓口があること。

▲これは金山店です

▲テイクアウトの窓口にはドリンクも含めた食品サンプルが並びます。

サンドイッチの場合は注文してから受け取るまで15分ほど

メニュー

さてメニューですが、とにかく目玉はエビフライサンド。

タモリが ”名古屋ならエビフリャー” と言ったときからエビフライが名古屋名物ですからね。

▲昔ながらの名古屋名物は味噌カツみたいなんですけど、とにかく今は2大名物のエビフライサンドとみそカツサンドがおすすめです。

名古屋でコンパルを利用するならエビフライサンドかみそカツサンドは食べないといけないですね。

エビフライサンドだけ1,200円と千円の大台を超えていますが、エビフライが3本使われていてボリューム的には納得のお値段です

▲これはそれ以外のサンドイッチのメニュー。(価格、内容は取材時のものです)

ジャーマンカツサンドとか名古屋名物コーチン玉子サンドなど種類も豊富。

大食いの人ならエビフライサンドと他のサンドイッチで食事にしたいところです。

▲名古屋ですからモーニングセットも充実。

またランチセットも用意されています。(価格、内容は取材時のものです)

メニュー表で解説されているのが ”おいしいコンパルのアイスコーヒーの召し上がり方”

コンパルではアイスコーヒーをお客さんが自分で作ります。アイスコーヒーを注文するとホットコーヒーと氷入りのグラスが運ばれてきます。それをお客さんが手順に従ってアイスコーヒーに仕立てるのです。

これもコンパルで一度を体験しておきたいです。

オーダー

▲「エビフライサンド」です。

卵焼きが敷かれた上にエビフライが3本、かつソースとタルタルソースをダブルで和えたキャベツ。

見ての通り、パンは薄めにスライスされているので主役はあくまでエビフライ!

おやつや軽食としてのサンドイッチではなく、食事の主役を張れるサンドイッチです。

▲コーヒーが小さめのカップに入っているのはアイスコーヒー用だから。

氷入りのグラスと一緒に出てきます。

コーヒーカップに砂糖を入れて甘みを調整し、それを氷入りグラスに注ぎます。

最後にクリームを入れて最後の味を調整します。

▲写真入りで解説されているので大丈夫。

コーヒーは濃厚な味で昔ながらの喫茶店のコーヒー。

砂糖とクリームを入れていただくのが基本です。

ポイント

名古屋といえば喫茶店とエビフライ。そんなイメージをそのまま体現したのがコンパル

コメダ珈琲よりもボンボンより創業が古いので、名古屋のレトロ純喫茶の代表格かもしれません。交通の要衝には必ずコンパルの店舗があるので、名古屋で名古屋名物をというときの第一候補になります。

基本情報

店名 コンパル
住所 愛知県名古屋市中区大須3丁目20−19(大須本店)  MAP
最寄駅 名古屋市営地下鉄名城線 矢場町駅または上前津駅から徒歩5分
定休日 無し
営業時間 8:00 – 19:00
禁煙・喫煙 全席禁煙

営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。

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