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「風月堂」という名の和菓子店は日本中どこの街でも見かける名前です。駐車場チェーンの「月極」か和菓子の「風月堂」かというくらいの巨大チェーンかと思いきや、そのほとんどはまったく関係ない個別の店舗だったりします。
もともとは創業を江戸時代に遡る和菓子の「風月堂」というのがあり、本家筋にあたるのが今の「上野風月堂」。さらに長い歴史の中でいくつか暖簾分けが行われ「○×風月堂」というのがいくつも出来ていったようです。そのどさくさで、暖簾分けの暖簾分けみたいな風月堂や勝手に名乗った風月堂がいっぱい出現し、日本の和菓子屋が風月堂だらけになったみたいです。
今回は銀座の中央通り、つまり一番目立つ場所にある「東京風月堂 銀座本店」を訪問しました。

立地と歴史
風月堂という和菓子屋は江戸時代の創業ですが、東京風月堂は明治時代初期に暖簾分けされた ”米津風月堂” がルーツのようです。
1872年に開業したので、つまりざっくり150年くらい経っている老舗。でも今の中央通り(銀座通り)の本店が開店したのは1983年(昭和58年)だそうで、東京風月堂の歴史としては比較的最近。とはいえ立派に昭和ですから、レトロに恋しての守備範囲です。

▲中央通りですから周囲には老舗やハイブランドが軒を並べています。
東京風月堂の京橋寄りの隣はダンヒル、四丁目寄りの一軒置いた隣はカルティエ。
中央通りの向かいはブルガリ(前をピンクのポルシェが走ってる)、文房具の伊東屋(縦長のビル)、そしてNYの宝石店ティファニーです。ティファニーのある場所は江戸時代に銀貨幣の鋳造所が設置されていて、いわば ”銀座” 発祥の地。実際、ティファニー前には「銀座発祥の地」の碑が設置されています。
銀座のど真ん中にある和菓子屋が東京風月堂 銀座本店なのですね。
店内
東京風月堂の中でカフェ&ショップという唯一の形態なのが銀座本店です。

▲ショップ(物販)は1Fにあって普通に和菓子を販売しています。
でもせっかく銀座本店に来たなら、その唯一のカフェ部門を体験しておきたいですね。
そしてカフェを利用するなら中央通りを見下ろす窓際の席がベスト。

▲風月堂もそこはよく分かっているので椅子もテーブルも中央通りに向かって配置されています。
目の前には「東京風月堂 銀座本店」の看板があり、道の向こうには松屋、ブルガリ、ティファニー。本当に優雅な気分になれますね。

▲2階へはこの階段で。
1階にもカフェエリアがありますがここは週末など混んでいる時だけ。

▲1階のカフェエリアです。
せっかく東京風月堂の銀座本店のカフェを利用するのですから、できれば眺めの良い2階の窓際席を利用したいものです。
メニュー
カフェメニューの一部を紹介します。

▲ドリンクメニューです。
コーヒーも紅茶もだいたい1,000円前後。

▲名物はこれ。
スパゲティとカレー。どちらも1,200円。
プラス400円でサラダとドリンクのセットにできるのでお得です。通常約1,000円のドリンクが400円ですからね。

▲カレーやパスタだとトゥーマッチだったり、時間的にお昼は過ぎたしみたいな時はアフタヌーンティーのセットなども。

▲こちらはデザートのケーキ(洋菓子)です。
カレーとスパゲティをオーダー
今回は開店とほど同時に利用し、早いランチをいただいてみました。

▲手前がスパゲティ アラビアータ、奥のがバターチキンカレー。

▲柔らかく煮込まれた鶏のモモ肉と柔らかい味付けのカレー。
量的にも上品なので、男性には物足りないかもしれません。

▲こちらはスパゲティ アラビアータ。
ベーコンときのこ入り。アラビアータといっても辛さは控えめな、いわば上品なアラビアータでした。
量もやはり控えめで女性のランチにぴったりなボリュームです。
ポイント
東京風月堂 銀座本店のポイントはとにかくその立地。上から銀座の通りを見下ろしながらの優雅な時間が過ごせます。
また相当な老舗なのに、この場所に店を構えたのが比較的最近というのも意外です。そのため店内にレトロ感はありませんが、歴史を感じさせようという気遣いは随所に見られます。
60年代70年代に庶民が銀座でちょっと気取ってランチをしていた ”高級感” を今も味わえるのもまた貴重かもしれません。
基本情報
| 店名 | 東京風月堂 銀座本店 |
| 住所 | 東京都中央区銀座 2-6-8 MAP |
| 最寄駅 | 東京メトロ 銀座一丁目駅、銀座駅 |
| 定休日 | なし |
| 営業時間 | 喫茶 : 11:00~18:00 物販 : 10:00〜19:00 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。
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