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立地と歴史
新宿三丁目駅が最寄りですが、新宿駅東口からもそう遠くはありません。この地での創業はなんとあの珈琲の店ピースと同じ1955年です。新宿二大老舗喫茶は、西口のピース、東口のらんぶるということになりますね。
がしかし!この地での創業が1955年で、らんぶるの創業はなんと1950年です。すごい!!創業時は中央通り沿いにありましたが、1955年区画整理のため現在の場所に移転しました。1974年に改装をしていますが、椅子やテーブルは1955年開業時のものが使われています。現在の場所で開業当時はなんと地上3階地下1階の巨大喫茶でした。すごい規模ですね。現在は1階と地下を残すのみとなりました。
珈琲西武から徒歩1分、同じ通り沿いにあります。珈琲の店ピースの詳細はコチラから、珈琲西武の情報はコチラから!!
店構え
立派な店構えです。歴史を感じますね。実は、ランブルは新宿区の地域文化財15号に選定されています。記念碑や遺跡などが多く選定されている中で、異色の文化財です。煉瓦で囲まれたファサードとアーチ型の入り口が歴史を感じます。実は以前は頻繁に利用していた喫茶店の一つですが、あんまりまじまじとみたことがありませんでした。▼
店内
以前は1階が喫煙、地下が禁煙でしたが、今回久しぶりに訪問したら喫煙可能スペースの1階は使ってませんでした。
これはコロナ禍だけの対応なのか、今後地下だけにするのかはわかりません。
ここは厨房や会計がある中地下のスペースです。ここからさらに階段を降りると、、▼
みてください!この大空間。天井の高さ半端ないですよね。初訪問ははるか昔ですが、その頃から全く変わってません。
私はここの大階段を宝塚の階段のようだなと思っています。今でもこの階段を降りる時に宝塚のテーマ曲が脳内に流れます。▼
見てください。この上からの眺め。こんな俯瞰で見られる喫茶店なんてそうそうないですよね。▼
久しぶりのらんぶる胸が高鳴ります。「天井が高いって素晴らしい!」何かのCMのようですが、本当に素晴らしい空間です。▼
メニュー
メニューはシンプル。珈琲は新宿価格ですね。▼
フードメニューもあります。▼
オーダー
アイスカフェオレとレモンスカッシュをオーダーしました。
どうですか、この大空間とアイスカフェオレの勇姿!
レモンスカッシュだって負けてません。あいますね。
ポイント
なんと言っても入り口からは想像し得ないこの大空間がポイントです。大階段には名曲喫茶を象徴するかのようなベートベンの肖像画が掲げてあります。
現在は、純喫茶ブームで入店待ちの行列ができることもあるようです。入店待ちの待機列用の案内が地下への階段に▼
あのらんぶるが!ってびっくりしましたが、人気が出るのはわかります。
思い出多いこの店がいつまでも続くことを願って止みません。
らんぶる
新宿区新宿3丁目31−3 MAP