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本郷三丁目 かつては“東大オーケストラの第2部室”と呼ばれた 名曲喫茶 麦


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超駅近の路地裏にある名曲喫茶麦は、東大生や東大関係者、そして近隣の愛煙家の方々の憩いの場所です。

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立地と歴史

創業は1964年(昭和39年)。本郷界隈で老舗の昭和レトロな名曲喫茶です。地下鉄の本郷三丁目駅の改札から歩いて1分かからない雑居ビルの地下にあり、東大生や東大関係者、そして喫煙可能店なので近隣の愛煙家の方々が集まるの憩いの場所です。

かつては、東大オーケストラ部の第二の部室とも言われたことがあるような歴史と伝統のある喫茶店です。

これが店内に飾られている東大オーケストラ部の写真です。長年タバコに燻されてすっかり飴色になったことで、逆に貫禄さえ感じる写真です。▼

店構え

地下にあるお店なので、店へ降りる階段前に看板が出ているだけです。いわゆる路面店のような店構えらしい場所はありません。

階段降りた正面の看板のフォントがとぼけててかわいい。▼

長体のかかった名曲と珈琲の文字もクラシカルでいいです。もちろん、手書き風「麦」も素敵です。何度も繰り返される店名連呼はレトロ喫茶あるあるですね。▼

なんと、朝は7時から営業しています。写真の彫像はモーツァルトでしょうか。▼

店の扉を開けると正面に迎えてくれるのはベートーヴェンの肖像写真です。▼

店内

赤い絨毯、長年煙草の煙に燻されてきた木のルーバーによる壁、中央の間仕切りは天井から木の暖簾が下がっています。どこを見てもレトロでたまらない空間ですね。

壁には大小様々な絵画かけられていてブラケット照明は丸い電球にステールの傘がかわいい。▼

天井は木の梁とジュートのような荒い目のファブリックで覆われています。

座面低めなラウンジチェアはボルドーのファブリックに白いカバーというオーソドックスな喫茶店スタイル。▼

テーブルは当然木の天板にスチールの一本足です。

照度は低めでクラッシックが鳴り響き大人な雰囲気の喫茶店です。

壁際の席は名曲が流れるスピーカーに向かっている劇場スタイルです。このレイアウトは名曲喫茶らしいですね。▼

メニュー

思った以上に豊富なメニューです。サンドイッチだけでも11種類もあります。

スパゲティも専門店並のラインナップです。

焼きそばとかシャンバラヤとかちょっと変わったメニューも気になりますね。▼

時間的にオーダーできなかったけれど、モーニングメニューは値段も内容もとっても魅力的。▼

オーダー

往年の喫茶店メニュー、絶対にハズレのないナポリタンスパゲティにしました。ちゃんとサラダも添えられています。▼

食後にアイスティにしてみました。▼

ホットコーヒーも安定の味です。今時300円ですからね。▼

ポイント

近隣にはたくさんのコーヒーチェーン店が並んでいます。差別化を図る意味でもこの喫茶店は禁煙にはできないでしょう。近くのチェーンには入れない愛煙家の方々が次々に入店してきて、タバコを燻らせていました。ですから時間帯によってはかなりモクモクなので、嫌煙家の方はキツイかも。

また、差別化というと460円だったコーヒーを2002年に250円に値下げして、現在は300円です。名曲喫茶も生き残りが大変な世の中ですね。

基本情報

店名 名曲喫茶 麦
住所 文京区本郷2丁目39−5 MAP
最寄駅 本郷三丁目駅徒歩約1分
定休日 日曜
営業時間 7:00 – 19:00 
禁煙・喫煙 喫煙可能

営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。

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