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神田にある老舗の有名洋菓子屋さん近江屋洋菓子店は、手土産に貰ったらとっても嬉しい見た目も味もパーフェクトなお店です。
立地と歴史
1884年(明治17年)に神田の地で創業した近江屋洋菓子店。
3代目が建てた現在のビルも60年間その歴史を担ってきましたが、老朽化により約2カ月間の修繕工事を施し一時閉店の後、コロナ禍の2021年5月24日にリニューアルオープンしました。
場所は淡路町と小川町の駅が一番近いのですが、お茶の水や秋葉原、神田駅からも徒歩圏内の外堀通り沿いに面しています。
銀座にも銀座近江屋洋菓子店がありますが、1965年(昭和40年)の創業です。
双方の公式サイトに記述はありませんが、神田の近江屋洋菓子店の先々代の弟が銀座店を創業したようです。いわゆる暖簾分けですね。
銀座の方はイートインはなくてテイクアウトのみの普通のケーキ屋さんです。
店構え
外堀通りに面した5階建ての立派なビルの1階が近江屋洋菓子店です。
黒いファサードに「Ohmiya」の文字。あとはガラス扉に長体のかかった独特のフォントで「近江屋洋菓子店」と書かれているだけで、華美な装飾は一切ありません。
もう、この潔さったら。店構えからして老舗の自信がみなぎっています。
店内
店内は、手前右半分がショーケースになっています。
週末などは残りの左半分は行列になります。
その行列スペース側に食パンとかサンドイッチとかのパン類が並んでいます。パン棚の奥の並びはアイスクリームです。
そしてさらに一番奥のスペースはカウンターとテーブル席のイートインになっていますが、コロナ禍の現在イートインスペースはずっと休業中です。
再開が待ち遠しいですね。▼
店内の天井は高く、爽やかなブルーの天井と照明が往年のデザインを感じます。
床のランダムな石貼りも近江屋洋菓子店らしい内装の一つです。
実は、この内装リニューアル工事で天井や壁面も改装しているのですが、あえて元の印象のままにしているのです。
ですから、リニューアル後に訪問したけれど、何も変わっていないなというのが第一印象でした。
メニュー
近江屋洋菓子店の一番の魅力はやっぱりケーキです。
季節のフルーツをふんだんに使ったケーキは目にも美味しく、食べてみてもっと美味しいのですから、虜になります。
季節ごとにかなりラインナップが変わりますので、通いたくなりますね。▼
こちらはパンのコーナー。午後に行ったのでもうこれしか残っていませんでした。▼
お土産にもらって嬉しいドライケーキとトリュフです。▼
他にフィナンシェやドーナツなどの焼き菓子も人気です。
オーダー
いちごの季節はやっぱりいちごのケーキです。
チョコレートケーキとサバランも一緒に。▼
これは別の日に購入したもの。ついつい買いすぎてしまいます。▼
こちらはティラミスです。
チビチビ食べようと思って購入したけれど、結局一気に食べてしまいます。▼
真冬なのにアイスクリームを購入してその場で食べ歩きをしてしまいました。
これもまたすごく美味しかった!夏の訪問時は必須です。
ポイント
近江屋洋菓子店はその味もさることながら、パッケージが可愛いんですよね。これも魅力の一つです。
お店の味やインテリア同様、変わらない安心感です。▼
行くたびに買おうと思っていた量の倍くらいの買い物をしてしまう近江屋洋菓子店ですが、買わなかった後悔よりも食べ過ぎてしまった後悔の方がいいかぁといつも自分を納得させています。
基本情報
店名 | 神田 近江屋洋菓子店 |
住所 | 千代田区神田淡路町2−4 MAP |
最寄駅 | 淡路町駅徒歩約3分、小川町駅徒歩約3分 |
定休日 | 年末年始 |
営業時間 | 9:00 – 19:00(日・祝10:00-17:30) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。