目次
立地
新橋寄りの銀座の博品館劇場の裏手にある雑居ビルの最上階にある喫茶店です。
1分ほど歩いたところにある1917年創業の月光荘画材店が経営するお店です。月光荘画材店は日本初の純国産絵の具の開発に成功し、オリジナル製品のみを取り扱う由緒正しい画材店です。
100年以上の歴史がある画材店が2013年に開いたサロンが「月光荘サロン月のはなれ」です。
店構え
月光荘サロン月のはなれはビルの屋上の倉庫をリノベーションして開業しました。
ですから最上階です。エレベーターはありませんからこの細い階段を登っていきます。▼
上階に来るとこんなに可愛い猫が出迎えてくれます。階段を登って息が切れていてもちょっと和みます。▼
店内
半分屋内、半分屋外の店舗です。▼
ここは一体どこ?本当に銀座なの?▼
古めかしい扉のガラスにはトレードマークのホルンが。▼
店内には可愛らしい作品が展示されていました。▼
メニュー
午前中に行ったのでモーニングメニューでした。▼
オーダー
オーダーしたのは「ハーバル朝日バーガー」です。お皿のホルンが可愛い。
パンは三軒茶屋にお店を構えるシニフィアンシニフィエに別注したトウモロコシを練り込んだバンズです。▼
バンズも美味しいし、ハーブが効いたパティもとっても美味しいです。
このバーガーは他では食べられない唯一無二の味です。もう一回食べにいきたいと思わせる味でした。▼
ホットコーヒーのカップ&ソーサーもホルンが可愛い▼
美味しい朝日バーガーとコーヒー。こんな幸せな組み合わせで1日をスタートできたらもういうことはないです。▼
ポイント
サロンというだけあって、常に店内の壁面には作品を展示しています。
更に夕方になると生演奏を聴く事ができます。美術と音楽と美味しい食事の組み合わせです。
お店のコースターはレコードの”レーベル” という中心部分。常に生演奏をしているお店らしいですね。
ポイントは芸術と食事が楽しめるサロンである点です。▼
こちらが訪問した時い展示されていた作品です。作品の展示替えも頻繁に行われています。▼
トレードマークの「友を呼ぶホルン」は月光荘の創業者橋本兵藏と懇意にしていた歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻を中心とした当時の文化人グループ(小山内薫、芥川龍之介、島崎藤村、有島武郎、初代猿之助、森律子、藤島武二、岡田三郎助など30数名)が一緒になって考案したものです。
こんなエピソードも歴史ある画材店ならではです。▼
こちらが月光荘画材店です。▼
月のはなれは2013年オープンなので昭和レトロとか純喫茶とは違うのですが、月光荘画材店の歴史は100年を超えており、レトロを通り越してレジェンドのような存在です。
月のはなれ
中央区銀座8丁目7−18 月光荘ビル 5階 MAP