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立地と歴史
上田駅から徒歩で10分ほど、お食事・喫茶ニュービーナスから徒歩で2分ほどの場所にあります。
レンガタイルのビルの1階にあるコロナの歴史は、昨今世間をにぎわしているウィルスなんかよりも全然古いのです。
創業は1960年。以前にこのブログでも紹介した上田の老舗喫茶店珈琲木の実開業の3年後です。
新参者のコロナが厄介者のせいで、きっと飛んだ迷惑を被っているはずです。
しかし、こちらのコロナには歴史と伝統がありますからね。
見てください。本家本物のコロナの歴史を物語る過去の店舗の写真が店内に飾ってあります。
どの店舗も昭和レトロでいい雰囲気です。▼
店構え
1階が自家焙煎珈琲の喫茶コロナです。おそらく同オーナーによるカラオケコロナが2階にあります。▼
なかなかスタイリッシュな店構えです。
この木でできたメニューサインなんかいい感じですよね。
しかも、レトロ喫茶には珍しく電子マネーが使えます。
ちゃんと時代の流れに柔軟に対応しているのも長く続くお店の秘訣かもしれません。▼
店内
店に入ったら更に洗練されていました。やや雑然としているものの、ここが地方都市とは思えないくらいです。▼
喫茶店の店内はオーナーの趣味が反映されたものです。
折り上げ天井の照明とか緩やかに仕切られたテーブル席とか、壁際の天井に近い棚に飾ってある数々のアンティークなものとか欧風ではなくてどことなくアジアンテイストで個性的です。アジアのリゾート風というのでしょうか。
店内は静かでとっても落ち着く空間です。1人で本を読みながらゆっくりしたいところです。
メニュー
メニューも豊富です。コーヒー以外のメニューも魅力的ですね。和スイーツのメニューまであるんですから!▼
スパゲッティチーズ焼きってなんだか興味をそそられます。▼
真夏じゃなければ絶対におしるこをオーダーしていたなぁ▼
オーダー
コーヒーメニューの中に聞いたことのないメニュー「カフェアラクレメ(カフェオレに生クリームが入ります)」っていうのを見つけて即決です。▼
ウィンナコーヒーって確かにコーヒーに生クリームですよね。
カフェオレに生クリームだと「カフェアラクレメ」って言うんですね。
これがクリーミーでとってもおいしかった!▼
ポイント
ポイントは地方では珍しいアジアンテイストなリゾート風のインテリアです。
ニッチの周りのしつらえとか凝っていますね。▼
ホテルのコンソールのようなトイレ前の空間です。▼
そして、設計者のあそび心なのか、オーナーの趣味なのか、扉もこんな感じで開閉します。
普通の蝶番ではないですよ。▼
まさか、自分のお店と同じウィルスが世界中を襲う日が来るなんて、命名した時、命名した方は思ってもいなかったでしょう。
新参者の勢力に負けずに頑張って欲しいです。
コロナ
長野県上田市中央2丁目10−8 MAP