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虎ノ門ヒルズ駅と神谷町駅の中間の路地裏にひっそりと佇む松屋珈琲店は、なんと創業から100年越えの超超老舗の珈琲店なのです。
立地と歴史
お店があるのは、桜田通り沿いをちょっと入った静かな路地です。森ビルが怒涛の再開発をおこなっている虎の門エリアで、その恐ろしいまでの開発の勢いと地上げにのっからずに?頑張っている3階建ての小さなビルの1階です。
驚くのはその歴史です。なんと創業は1918年(大正7年)なんです。昭和を通り越して、大正ですよ。しかも、和菓子屋さんとか蕎麦屋さんではありません。珈琲でですよ!
珈琲屋さんで創業100年越えって、あの日本最古の喫茶店銀座カフェーパウリスタしかないですよね。って思った方はかなりの珈琲通です。そうなんです!ここ松屋珈琲店の創業者はカフェーパウリスタから独立した方なんです。現在は、創業者のお孫さんが引き継いでいる由緒正しき珈琲店なのです。
店構え
小さなビルの1階で赤いテントが目印です。この建物の築年数がどれくらいなのかわかりませんが、創業時のお店ではないでしょう。
お店の看板になっているこのイラストがとっても可愛いですね。コーヒー豆のパッケージや珈琲カップもこの絵柄です。▼
店内
店内は、イートインスペースとしてベンチや椅子があるもののそんなに広いお店ではありません。基本的には珈琲を購入したらオフィスに行って飲む、歩きながら飲むなどの利用が多いようです。
お店のある場所は完全にオフィス街なので、地元住民と言うよりは、近隣に勤めている方々の利用が多いようです。ただ、珈琲豆の購入に関しては、遠方からもわざわざ買いに来るくらい根強い人気があります。
メニュー
豆の販売でなく、珈琲メニューは潔く2種類のみです。厳密に言うとコーヒーのホットとアイス、富士生クリームコーヒーのホットとアイスです。
富士生クリームコーヒーって何かと言うと生クリームと牛乳をブレンドしたオリジナルのミルクの中にミルクに負けないリッチなボディのブレンドコーヒーを入れたカフェ・オレのようなコーヒーです。
これは美味しそうですね。▼
オーダー
初回はやっぱり普通にホットコーヒーをいただきました。夏になったら富士生クリームアイスコーヒーを飲んでみたい。
カップの絵柄が可愛いですね。
珈琲をオーダーするとおやつのビスケットがついてきました。これは嬉しい!▼
ポイント
虎ノ門ヒルズ駅という新駅までできちゃうくらい勢いが止まらない森ビルの再開発で、虎ノ門エリアは全く違う街へと日々変貌しています。そんな中、大正時代から続く超老舗の珈琲でちょっと一服してみましょう。
新しいものもいいけれど、長く続く古いものはもっといい!
基本情報
店名 | 松屋珈琲店 |
住所 | 都港区虎ノ門3丁目8−16 MAP |
最寄駅 | 虎ノ門ヒルズ駅A1出口徒歩約2分、神谷町駅徒歩約4分 |
定休日 | 土日祝 |
営業時間 | 8:30 – 17:30 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。