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店構え
西麻布で創業40年以上、バブル時代には六本木から西麻布に流れて最後にかおたんか赤のれんで締め!
みたいな毎日を繰り返していた人も多いのではないでしょうか。
六本木通りで西麻布の交差点が近づくと見えてくるこの赤いのれん、ついフラフラと入ってしまいます。
博多ラーメンの元祖でもある赤のれんで修行した先代のご主人が西麻布に店を構えて40年以上。今も当時の店舗のまま営業しています。
まだ東京では博多ラーメンとか豚骨スープが一般的ではなかった時代ですが、やはり美味しいラーメンというものはあっという間に評判になりました。
その後先代のご主人が亡くなったり、今はまたコロナで深夜営業が制限されたりと困難もあったようですが、しっかりした博多ラーメンをいただけるラーメン屋さんです。
店内
▼店内は緑の壁麺、赤と黒の椅子とテーブルという色彩で統一されています。
店内に入ると右手に厨房とカウンター。
左手にはテーブル席、奥には個室にも使えるデーブル席が並んでいます。
夜遅くに訪れると誰もが知っている有名人、芸能人がカウンターに座ってたりしますが、そんな時でも知らんぷりしてテーブルに着いて注文を入れるのが礼儀です▼
▼厨房の向かいのテーブル席。基本的に1テーブル1グループ、パーティションの類はありません。
▼個室部分を除けば16席。ランチ時は混みます。夜も混む時間帯があります。
また、コロナ対応として当分の間は1回の食事は30分以内という制限が付いています。
メニュー
メニューはシンプルです。これは通常メニュー▼
あとランチタイム(11時から15時)にはランチセットがあって、ご飯とらぁめんのセットをオーダーすることができます。
オーダー
この日は普通の「らぁめん」と「水餃子」をオーダーしてみました▼
博多ラーメンのオリジナルを残しながら、時代の変化に合わせて味を改革しているラーメンです。
チャーシュー、刻みネギ、メンマに紅ショウガ。スープの色といい麺の細さという見た目は誰もが想起する博多ラーメンそのものです。
▼サイドメニューとして水餃子。これも赤のれんの名物です。これは2人前です。
▼ギュッと肉が詰まった餃子がホカホカの状態で出てきます。
湯気が上がっているのが分かりますか?
本当ならビール片手にこのホカホカの水餃子をつまみながら、らぁめんが出てくるのを待つというのが正しい赤のれんでの食べ方です。
ポイント
▼さすが西麻布、お客さんもいろんな国から訪れます。そんな各国のお客さんが書いたオススメメニューが壁に貼られています。
メニュー表だけでなくこのイラストとレコメンドも参考にメニューを選んでみてください。
西麻布という場所は鉄道の駅からは微妙に遠いけどクルマでのアクセスは良く、また夜になると普通のサラリーマンやOLや大学生が遊ぶようなところも少ないのでタレントなどが無防備に歩いていたりします。
深夜の赤のれんではそんな人たちが夜の食事をしている姿をよく見かけます。
そんな赤のれん、先代が亡くなられた後しばらくはランチ営業を止めたり再開したり不安定な時期がありましたが、今は11時からずっと営業しています。
本来は翌朝5時まで営業して深夜のオアシスでもあるのですが、今は感染症の影響で夜は20時まで。先に書いたように酒類も提供していません。
現在は11:00-翌朝5:00まで営業しています。(2022年8月追記)
また、最近六本木通りを挟んだ向かいの3丁目の裏通りに、最近”赤のれん東京”というお店ができました。どうもこの赤のれんの先代の兄弟の方が経営しているようですが、本店と支店という関係ではなく、むしろあまり仲は良くないようです。いわゆるお家騒動っていう類のものですね。 ←新しい方の赤のれんは閉店しました。
立地
六本木の駅というか六本木ヒルズから徒歩5分、六本木通りを西麻布の交差点の方に坂を下ると左側にこの赤い暖簾が見えるはずです。
博多らぁめん赤のれん
11:00-翌朝5:00
港区西麻布3-21-24 MAP