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神楽坂にある喫茶店フォンテーヌはメニューも内装もレトロかわいい喫茶店です。モーニングメニューもあるし、ランチタイムには定食メニューまである、なんでも出てくる昭和な喫茶店です。
立地と歴史
ここの駅近具合は、他に類を見ない近さです。
東京メトロ東西線の神楽坂駅A1出口から徒歩5秒で到着できる駅と一体化したようなお店です。古いビルの地下にお店があるのですが、何やら不思議な構造で、地上から地下への階段が2ヶ所あります。どっちから入っても同じなのですが、どうしてこんなことになったのでしょうか。不思議。
上の写真が赤城神社側の一つ目の入り口。こちらは地下鉄の出口から5秒の出入り口です。▼
創業は1967年(昭和42年)です。もう半世紀以上の神楽坂の老舗喫茶です。
店構え
地上の2ヶ所の入り口は上の2枚の写真の通りです。地下の入り口はこんな感じです。昭和レトロなフォントによる「フォンテーヌ」がとっても可愛いですね。
数年前まで喫煙OKのお店だったようですが、現在は禁煙です。▼
お店の中には至る所に猫とか電車とか、オーナー夫婦の各々好きなものを飾っている感じです。
それがなんか可愛らしくていいですね。
店内
お店の壁面には角アールのニッチが3ヶ所あって、中は白いタイルになっています。
全く無意識だと思いますが、モンドリアン的でもあり、ジャン・ピエール・レイノー的でもあります。▼
この不思議なニッチがレトロフィーチャーな雰囲気で空間のポイントになっています。
ニッチの照明は電球の前になぜかチェーンがぶら下がっていて、昭和レトロですね。▼
創業して半世紀以上経ってますから、どこかの時点で内装の改修はされていると思われますが、昭和レトロ感がちゃんと残されていて、落ち着く空間です。
メニュー
メニューが手書きと写真が混ざっていて、これまた可愛い。
表紙はどなたか描かれた少女像です。▼
ホットもアイスもどういう感じかわかるようにビジュアル入りです。親切だ。▼
ミルクセーキにそそられます。ここにはミルクセーキが一番似合いそう。▼
一日中オーダーできるオリジナルセットも種類豊富ですよ。▼
こちらは、もう時間が過ぎていて終わっていたのですが、参考までにモーニングメニューです。▼
こちらは日替わりのランチメニューです。喫茶店だけど、お昼時11:30からは定食が食べられます。
しかも3種類もあるし、値段は800円だし。▼
オーダー
モーニングは終わっていたし、喫茶店らしいものが食べたくて、一日中オーダー可能なメニューの中からホットドッグセットとミックスサンドセットをオーダーしました。
ドリンクはホットコーヒーとレモンティです。▼
ミックスサンドの卵はオーダーしてから作ってくれるのでほんわかあったかくてすごく美味しかった。レモンティもサンドイッチにマッチする味。▼
ポイント
ご夫婦お二人でやられている喫茶店で、至る所にオリジナルなポイントがたくさん。
キッチン上部のスプーンの暖簾?も可愛い。▼
出口にあった即席販売コーナー。
価格がついていたので、「ご自由にお持ちください」ではなくて、「ご自由に見て下さい」です。▼
会計を済ますと飴ちゃんを勧められました。とっても優しいご夫婦の家庭的な味と雰囲気の喫茶店でした。
いい意味で神楽坂というよりどこか地方の喫茶店のような温かさでした。次はモーニングか定食だなぁ。
神楽坂には小さな小さなドーナツ屋さんドーナツもりや、プリンが美味しいトンボロ、神楽坂シュークリームが名物の洋菓子と珈琲コパンなど個性的なお店がたくさんあります。
基本情報
店名 | 喫茶フォンテーヌ |
住所 | 東京都新宿区神楽坂6丁目37 山田ビル MAP |
最寄駅 | 神楽坂駅徒歩約1分 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 8:00 – 20:00 土曜9:00-18:00 日曜11:00-17:00 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。