コンテンツへスキップ

京都 六曜社珈琲店の地下店でホームメイドドーナツと自家焙煎コーヒーを


シェア:

京都の老舗喫茶店、フランソア喫茶室、ソワレ、イノダコーヒーなどと並んで有名店の六曜社珈琲店は、1階と地下の2フロアでお店を構えています。名物のホームメイドドーナツは12時からの提供でなくなり次第終了です。絶対食べたい人はお早めに。

久しぶりの京都で六曜社珈琲店の美味しいコーヒーとホームメイドドーナツを頂いて来ました。

PR

立地と歴史

1950年創業の六曜社珈琲店の前身は、コニーアイランドという喫茶店でお隣のビルにありました。1950年に現在の地下から六曜社珈琲店が始まります。その後、1966年に1階にもお店を構えると同時に、現在の内装に改修します。

現在の内装の六曜社になってから、すでに56年です。

場所は河原町三条の交差点の近くの河原町通に面したビルで、とても賑やかな場所にひっそりとあるのがまたいいんですね。

東京に六曜社と書いて「りくようしゃ」と読む、アートデザイン建築系の出版社がありますが、こちらは「ろくようしゃ」で、特に関係はなさそうです。

店構え

こちらは1階店の入口です。

年季の入った木製の看板もいいですね。▼

1階は創業者のお孫さんである3代目の奥野薫平さんが店主として切り盛りしています。奥野薫平さんは京都の老舗前田珈琲店勤務の後、ご自分のお店を出されていましたが、現在は六曜社の1階店を担当しています。

地下店は奥野薫平さんのお父さんであり2代目のオクノ修さんが店主をされています。”オクノ修” という名でピンとくる人がいると思いますが、そう、京都のフォークを含めた音楽シーンでは知らない人はいない、伝説的なシンガーです。

この階段は地下店への入り口です。創業者がこだわった清水焼きのタイルがなんともいい味を出しています。▼

壁にはライブや新譜の告知ポスターが貼られ、今もオクノ修が京都のアングラ音楽シーンの支柱であることを感じさせます。

地下店の店内

今回は地下店へ行きましたので、地下店の店内です。ウッディな店内の内装は豪華客船をイメージしているそうです。

写真中央に見えているToiletの扉を開けると急な階段があって、1階店と共通のトイレまで上がることになります。ちなみにトイレは和式でした。▼

奥のテーブル席と、長いカウンター席という構成です。▼

こだわりのタイルの味わい深いこと!

地下店メニュー

コーヒーは産地別に深煎り、中深煎り、中煎り、浅煎りと種類別に11種類と2種類のブレンドコーヒーがあります。▼

コーヒーが苦手な方でも大丈夫。リンゴジュースとかレモネードなんていうメニューもあります。

しかし、ドーナツ180円ですよ!空間同様にドーナツの値段も時が止まっているかのようです。▼

オーダー

やっぱりここはコーヒーとドーナツですね。こちらはハウスブレンドです。

あのオクノ修が目の前で淹れてくれるドリップコーヒーは深い味わいでとても美味しかった。▼

ガラスケースにストックされていたドーナツは、温めなおされて熱々で出てきます。

これがすごく家庭的で素朴な味。その昔母が揚げてくれたドーナツを思い出しました。

しかもすごい満足度高くて、満腹になりました。▼

ポイント

1階と地下店の明確な差は、まずタバコです。1階が喫煙可能店、地下が禁煙です。

1階と地下では営業時間も違いますし、出されるコーヒーも別物です。

1階にはモーニングサービスタイム(8:30-12:00)があり、地下はbarタイム(18:00-23:00)があります。

六曜社は地下と1階で朝から晩まで営業しているということになります。

父が店主の地下店と息子が店主の1階店、どちらのコーヒーの味が好みか両方訪問して比べてみたいですね。

最後にオクノ修のアルバムや京都時代にここ六曜社珈琲に通ったという高田渡の作品、それと奥野家のファミリーヒストリー本を紹介します。

アシッド・フォークで始まりニューウェーブ的になり、そしてフォークに回帰するという彼の音楽的変遷を再発されたCDで通して聴くことができます。

基本情報

店名 六曜社珈琲店
住所 京都市中京区大黒町40−1 六曜社 MAP
最寄駅 三条駅、京都市役所前駅徒歩約5分
定休日 水曜
営業時間 地下 12:00 – 23:00 bar+喫茶タイム(18:00-23:00)、1階 8:30-22:30 モーニングサービスタイム(8:30-12:00)
禁煙・喫煙 地下禁煙、1階喫煙

営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。

シェア:
PR
同じカテゴリーの記事 PR
PR
PR

コメントを残す

PR