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京都にあるスティーブ・ジョブスやトム・クルーズ、デヴィッド・ボウイは妻イマンと共に通ったという有名なお蕎麦屋さん「晦庵 河道屋」で美味しいお蕎麦を頂いてきました。
立地と歴史
晦庵河道屋(みそかあん かわみちや)は江戸時代から続く生そばの老舗です。京都には昭和どころか江戸時代とか、もっと古くから続くレトロとか老舗なんていう生やさしい言葉では収まりきれない歴史的店舗が数多くあります。
そんな老舗がひしめく京都の京都市役所前駅から御池通りを烏丸御池方面に向かって麩屋町通りを左折したところに位置する晦庵河道屋。
実は河道屋は二店舗あって、総本家 河道屋の方も晦庵河道屋から徒歩1分ほどの場所にあります。
どちらも京都市役所駅からすぐの場所、アクセス最高の立地です。
ただ、ジョブスやボウイが通ったとされるのは晦庵河道屋の方なので、超ミーハーな動機での訪問のため、当然晦庵河道屋の方に行きました。
店構え
麻の暖簾が優雅に揺れる店構えはいかにも京都らしくて、外国人でなくてもテンション上がりますね。
これは店内側から撮影した入り口の暖簾です。▼
店内
数寄屋造りの店内に入る前に、この導入です。夜になったら照明が灯って、ムーディーでしょうね。
ジョブスやボウイが晦庵河道屋に通ったのは、ここからほど近い俵屋旅館を定宿にしていたからというのも理由の一つではあります。▼
2階もあって、おそらく海外からの有名人の方々は2階を貸切でしょうね。それともお店丸ごと貸切なのかな?
メニュー
メニューは極めてオーソドックスです。ジョブスはそば巻きがお気に入りだったとか。
アメリカ人にとってお蕎麦を啜るよりも食べやすいからでしょうか。▼
達筆な季節メニューは茶そばです。んーーーこれは美味しそうです。京都観光で散々歩き回って心身共に疲労困憊。
更に6月初旬とは思えぬ暑さだったので、スルスルっと冷たい茶そばはいいですね。▼
オーダー
というわけで二人で季節メニューを制覇です。
上がにしんそば。下がみぞれそば。茶そばの緑が京都の新緑のごとく美しい!これは食欲をそそります。▼
私は、ワサビとか山椒とか日本の辛味に目がありません。
大根おろしと鳥の山椒焼きが最高に美味でした。
山椒と鳥って最高ですね。更に爽やかな茶そばのハーモニーは、人生初の組み合わせ!リピート確定です。
また是非茶そばの季節に訪問したいです。▼
ポイント
1階はお座敷席やテーブル席で構成されています。▼
案内していただいたのが、この小さな個室席でした。▼
個室の窓からチラリと見える中庭の様子です。▼
ジョブスが最後に京都に来たのは亡くなる前年の2010年だそうです。もう12年前になりますが、きっとここは当時の趣と変わらないはずです。
外国人が好きなお店って過剰な日本風なのかなと思いましたが、全然違いました。
いい意味で裏切られてよかったです。
茶そばも美味しかったし、お店も雰囲気も最高。アクセスも便利なので是非とも再訪問したい場所です。
京都生クリームがたっぷりのウインナーコーヒーは有名なコーヒー&レストラン DORF/ドルフの記事はこちらから。
ジョブズやボウイも泊まった俵屋旅館、普通はネット予約はできません。でもJTBならネット予約が可能です。
基本情報
店名 | 晦庵 河道屋 |
住所 | 京都府京都市中京区下白山町295 MAP |
最寄駅 | 京都市役所駅徒歩約5分 |
定休日 | 木曜定休 |
営業時間 | 11:00 – 20:00 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
営業時間、定休日などは変更になる可能性があります。